【その「エンジニア採用」が不幸を生む】を読んだ

その「エンジニア採用」が不幸を呼ぶ という本を読みました。

何故読んだのか

ブログやtwitterで見かけたので。 Rubyエンジニアの採用戦略について話した - pblog

自分は会社で採用に関わる立場ではないのですが、今後のキャリアとかちょっと考えるきっかけになったりするかなと思い、買ってみました。 (結論からいうと、そういう観点ではそこまで参考になる部分はなかった)

感想

いくつか印象に残った点をメモ。

経営課題をエンジニア採用で解決しようとする落とし穴/エンジニアの募集要項が書けない人事

えーこんなひどい経営者/人事いるのか・・・という感想です。目的はないけど100人エンジニア採用しようとする、「よくわからんけどクラウドサービス作りたい」でよく分からんままエンジニア雇っちゃう経営者とか、エンジニア募集要項のよくわからないところを勝手に削っちゃう人事…とか。自分のいる環境って結構恵まれてるんだなと思いましたw

現職エンジニア、転職時の希望職種は「特にこだわらない」が50%

えーこれは本当にそうなのかーって思いました。少なくとも自分の観測範囲にはいなかったなぁ。 自分がSEやってたとき「SEやめてー」はよく思ったけど、すくなくともエンジニアではいたかったので。

エンジニアを2つのタイプ、4つのグループで分類する

自由な開発環境(タイプA)と、ガバナンス優先の開発環境(タイプB)という2つのタイプ、技術×志向×経験でレベル分けした1〜4までのグループの組み合わせ8つのセグメントにエンジニアを分類して採用を考えましょう、というお話でした。これ、最近よく聞くようになった SoR/SoE とかも絡んでくる話な気がします。

20代の開発経験がタイプAとタイプBのどちらかになるかに大きく影響するとあって、自分はどっちなんだろうと思いました。 タイプBの開発環境にいた期間は長いですが、それにフラストレーションがたまって転職したところはあるので、現在でいうとかなりタイプAだと思われる。でもタイプB的なところを最近評価されることが多い気もするので、どっちとも言えない。

優秀なエンジニアはSNSつながりで転職する

何となくそうだろうなとは思ってましたがやっぱりそうなんだなという感じ。でも、人材サービス会社経由で見つけるのが難しくなっているレベルだとは思わなかったです。自分もSIerから転職するときにはリクナビやら◯◯ナビ系にはいくつか登録しましたが、いま転職するとしたらきっと登録しないだろうな(自分が優秀かどうかはさておきw)。


久しぶりにブログ書いた。本を読む熱が上がってきてるので、また読んで書こう。 次はじょーかーさんのqiitaで読めって言われてた以下の本を読もう。