Netflixでデビルマンを見た

devilman-crybaby.com

深夜に調べ物をしていてそのお供に見た。ながら見だったんだけど、割とトラウマになった。。。どれくらいかというと、ぼーっとしてるとその辛いシーンが思い出されて陰鬱な気分になるレベル。 ただ本当に傑作だと思った。

以下激しくネタバレ含みます。

トラウマまとめ

前提として、自分はデビルマンの原作コミックスについて全く知識がなく、昔のアニメをスタイリッシュにしたんだろーくらいのテンションで見始めていた。実際のところ前半は本当にそんな感じで、悪魔の表現とか、戦闘シーンとかとても良かった。

ただ後半にいくにつれて本当にストーリーが陰鬱になっていく。

特に辛かったのが以下のシーン

3位 ジンメンとの戦闘シーン

これは割と前半だったけど。 主人公、不動明の両親が久しぶりに日本に帰国。空港に迎えにいくが、父親は飛行機からコンコースに向かうバスの途中で突如悪魔化し、バスに乗り合わせた客を全員殺害、自分の妻も手にかけてしまう。 父親はジンメンという巨大な悪魔になってしまい、身体中に手にかけた人の顔が浮かんでいる状態になっている。 母親がその状態で「私はもう死んでしまったの。こちらに来てはだめ!」と不動明に語りかけるシーン、悪魔化した父親が「父さんな、母さんを食べてみたかったんだ」というシーンがトラウマ

2位 不動明が身を寄せていた家族がみんな死んで行くシーン

主人公の明が身を寄せていた牧村家の家族がヒロインを残してみんな死んでいくシーン。 一番下の太郎という男の子が悪魔化してしまい、それを知った母親は太郎を連れてどこかに身をくらましてしまう。父親は母親と太郎の居場所にたどり着いたが、そのときには既に太郎は完全に悪魔になってしまっており、母親を捕食する最中だった。 父親は泣きながら悪魔になった太郎を銃で撃とうとするが、涙を浮かべる太郎に気が付き撃つことができない。結局悪魔化した太郎ものとも父親は機動隊に銃殺されてしまう(このあたりもう朝の3時くらいだったのでうろ覚え)

父親が太郎を打てずにためらうシーンは映画のセブンを思い出した。

1位 ヒロインが惨殺されるシーン

色々な理由から暴徒化した人間たちに、追われてしまうことになったヒロイン。デビルマン化した友人(理性を保ったまま悪魔になった)はヒロインを守るために犠牲となるが、ヒロインは生きるために走って逃げていく(このシーン、まだ平和だったころの陸上のシーンとあいまって凄くいい)

しかし、結局は暴徒化した人に追いつかれてナイフで切り裂かれてしまう。と、ここまではいい。ここまではまだ…

デビルマンがヒロインを助けるために戻ってきたときのシーンが本当に地獄絵図。友人ともども体をバラバラにされ、枝みたいなものに突き刺され、暴徒化した人間たちに弄ばれているという・・・

なんというかこのヒロインは死なへんやろうなーと勝手に思ってたし、その前にちょっといいシーンがあったり、ナイフで切り裂かれてしまうところであー死んじゃったか…で終わると思っていたので、こんな地獄みたいなシーンがあるとは思わなかった・・・

これNetflixだからこんなやれるのかなすげーなと思ってたけど、アニメ見た後Wikiを見るとなんと原作コミックも話の流れは殆ど一緒だったという。知らなかったーーー色んな作品がデビルマンに影響受けてるーみたいな話はよくわからなかったけど、なるほど確かに。

他にも書いてる人いたけど、二度と見たくない(今のところ)けど、本当に傑作だったと思う。 見たくないといいつつ、ながら見してしまったので次はちゃんとみたいなーという気持ちになってしまっている。