NETFLIXの最強人事戦略を読んだ

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

Twitterでよく見かけたので買ってみた。

感想

単純に読み物として面白く、一気に読んでしまった。いろいろと名言の宝庫で、たしかになーとは思うものの、これをいきなり普通の組織に持ち込んでも破綻しそうとも思う。実際、最後のほうでも「重要なのは段階的に実験を行うこと」と書いてある。試行錯誤していきながら、組織を進化させていくことが重要なのだろうな。

  • どんなに過去に素晴らしい成果をあげた人材でも会社の目指す方向性の業務に適さない人には辞めてもらう
  • 「それ直接いったの?」
  • 匿名の調査は「匿名のときに正直になるのが一番だ」と間違ったメッセージを送ってしまう
  • データ自体にはなんの意見もない。チームで意思決定をする際にはデータ分析から得た洞察を参考にするが、それに振り回されることはない
  • 「データを読み取れるほどスマートで、データを無視できるほど直感力にすぐれた人材を探している」
  • 仕事に対する真の揺るぎない満足感は、優れた同僚たちと真剣に問題解決に取り組んだとき、懸命に生み出したサービスを顧客が気に入ったときにこそ得られる
  • 組織はいろんなスタイルの人に合わせることができる。カルチャーフィットは双方向に働く。

それでもNETFLIXで働くのはハードだろうなと思う一方で、こんな会社で働いてみたいなとも思った。