2018年の振り返り
2018年にやったことの振り返り。年末に書いていたのだけど熱を出して寝てたので年が明けてしまった・・・
大まかな仕事としてはこんな感じ。平行して採用関連の仕事や、他チームの支援なんかもやっていた。
- 1-6 月 レガシーシステムのリニューアル (Kotlin + Spring Boot + Nuxt.jsなど)
- 7-11月 機械学習チームに異動しての画像認識を使った新サービス開発(Rails + Vue.js + Flask + TensorFlowなど)
- 12月 2人目が生まれたので育休
仕事
レガシーシステムリニューアルやった
上半期の振り返りに大体書いた。自分は主軸を機械学習チームに移したが、もともとのチームでちゃんと機能開発などできている状態なのは嬉しい。 suzan2go.hatenablog.com
機械学習チームに異動した
7-11月に機械学習チームに異動していた。とはいえ自分自身は機械学習をやっていたわけではなく、機械学習を使った新サービスの機械学習部分以外を全部やっていた感じ。全体のアーキ設計からAWS等のインフラ、アプリケーションの実装まで、機械学習そのもの以外のところは全部やれたので楽しかった。機械学習を活用したアプリケーションだと、メモリがめっちゃ食うとかGPU使わないと遅いとか普通のWEBアプリとは違う考慮ポイントが沢山あって設計のしがいがあった。
前述したとおり機械学習そのものは触らなかったのだけれど、機械学習エンジニアの作ったモジュールを動かしたり、 TensorFlowが動く環境作ったりするのはそれだけで面白い。AWSで環境をTerraformで作るところも、機械学習エンジニアの作ったモジュールを組み込んだPythonのAPIサーバを作るのも、ユーザー側画面のRailsも、そのフロントのVue.jsも、ほぼ自分一人でやってたので、途中は死にそうだったけど、PM / 事業責任者がMVPを理解してくれていて仕事がやりやすかった。
他チームの支援した
他チームでレガシーシステムのリニューアルやっているところがちょっと炎上していたので、プロジェクトの支援を一ヶ月くらいやっていた。具体的には以下のようなことをしていたと思う。
上述の機械学習チームでの新サービス開発、イベントでの登壇など重なっていて正直キャパオーバしていて、あまりちゃんと支援できなくて申し訳ないなという気持ち。。。それでも一緒にやってもらえて助かったと言われたのが救い。
採用まわり
採用そのものというより、イベントのスポンサー関連の仕事が多かった気がする。ノベルティ作ったり、ブースの対応なんかはだいぶ知見が溜まってきていて、自分が関わらなくても普通に回るようになっているのが嬉しい。Vue Fesのスポンサーで、会社のロゴが入ったビールを、Vue.js公式Twitterで取り上げてもらえたのは、最高だった。
v-beer pic.twitter.com/8axYwpx1uG
— Vue.js (@vuejs) 2018年11月3日
他には、リモートワークを始めるためのルールとかその辺の整理とかやったりした。他社と比べると、環境面ではまだまだというところも多いので改善していきたい。
この振り返りとは直接関係ないんだけど、他社のリモートワーク・副業の状況を表にしてみると、リモートワークはイメージほど認められてない(メルカリも調べた限りではやってないし、認めている会社も週1までとか制限が多い)けど、副業を認めていない会社は大手WEB系でも殆どなかったので驚いた。
育休
11月下旬に二人目が生まれたので、そこからすぐに育休をとった。一人目は特に育休はとらなかったのだけれど、二人目ということもあり取得した。一人目のときに比べて自分たちの育児スキルがあがっているということもあり、赤ちゃんのお世話は自体は一人目と比べるとだいぶ楽。上の子と下の子が同時にグズったときは本当辛いけど、上の子がだいぶお姉さんやってくれるようになってきたので、何とかなりそうな気がしてきた。2019年1月から復帰です。
登壇
2018年は意識的に登壇回数を増やした。 Kotlin Fest 2018、Vue Fes Japan 2018 Reject Conferenceといった100人以上の参加者がいる会場で発表できたのがよかったなと思う。JS、Kotlin、Rubyと3つのコミュニティで登壇できたの何気にすごいと思っている(自画自賛)
あとgRPC-Webについての資料が自分の資料では過去最高記録ではてブがついて嬉しかった。*1
roppongi.js
社内テックトーク
roppongi.js
meguro.rb
Kotlin Fest 2018
meguro.rb
Vue Fes Japan 2018 Reject Conference
登壇ではないけどエンジニアHubに取材してもらったりも。怖くてはてブのコメント見てなかったけど好意的なものが多くて安心した。
インプット
2018年の前半ではDDDに関する本を読んだりしたけど、読んだのは全体的にマネジメント・採用に関する本が多かった。特に読んでよかった本としては以下。
「チームが機能するとはどういうことか」を読んだ - suusan2号の戯れ
「エンジニアリング組織論への招待」も読んだし面白かったけど、個人的には「ティール組織」の方を推したいと思います。
所感
技術的には本当に色々できた1年だったと思う。仕事でいろんな言語やFWを触ったことで、自分のなかで設計・実装のレベルを一つ上げられたような感覚がある。 また今までWEBアプリケーションのインフラ構築を一から自分でやった経験は仕事ではなかったのだけれど*2、Terraform使ってAWS環境を作るところを一通りやれたのはよかった。
一方で上に書いたことと微妙に矛盾するのだけれど、さらに自分が触ったことのない言語やFWを使ったWEBアプリケーションの開発を経験しても、現時点ではそれほど成長していけるイメージがない。もうすこし何かを突き詰めるか、全く別のことをやらないと行けない気がしている。そうなると自分が目指すべきはEMとか、SREとかになるのかなぁ。社内にげきつよ機械学習エンジニアがいるので、その人に師事して機械学習エンジニアを目指すのもありかもしれない*3。
あとはこの1年で複数のプロジェクトを渡り歩いたので、もうすこし腰を据えてプロダクトに取り組みたいという気持ちもあったりする。今の所、これやってみたい!と思えるようなのは社内にはないのだけれど。
2019年の抱負
今年の抱負を書こうと思ったのだけど、仕事においては特に思いつかなかった。育休で一ヶ月以上家族と向き合ってるからかもしれない。
思いつかなかったけど、今年は車買わないといけない波動を感じているので、1.5ばんくし くらいもらえるように頑張りたいと思います。5000兆円欲しいです。
あとがき
下書きのまま年が明けてしまったので、2018年に書いた「今年」を「2018年」に置き換えるのがめちゃだるかった