個人のメモとしてNotionを使いはじめた

この記事は suusan2go Advent Calendar 2019 - Adventar の9日目の記事です。

個人のメモとしてNotionを使い始めました。

これまで

個人が無料で使えるkibelaを使ったり、Boostnoteを使っていたりしました。Notionは仕事で使ったことがあったものの、以下の点が微妙だなーというのが正直な感想でした。

  • ピュアなマークダウンではかけない
    • 例えば ####Heading として評価されないとか
  • 検索が弱い
    • 使っていたのは半年以上前の話なので分からないけど、日本語での検索が弱い印象でした
  • カンバン・リストも結局は専用のツールのほうが使いやすい
    • オールインワンであることはメリットなのだけど、正直開発のタスク管理としてはJiraやZenHubのほうが使いやすかったです
  • Slack通知が弱い
    • 下書きみたいな概念がないので、書いてる途中でガンガンSlackに通知が飛んでいき、結果として通知が意味をなさないみたいな状況がありました
  • 記事のタイムスタンプがファーストビューでは見れないので何が新しい記事かが分からないし、Slack通知の件もあって情報にキャッチアップしていくのが難しい
  • 本文中で :emoji: が使えない。そんなに多用するわけじゃないんだけど、ないと寂しい…

※今はよくなってるよ!とかあれば教えてください。

いきなりディスってしまったけど、個人用として使いだしたら結構いいなーと思えたので、その話をします。

個人で使いはじめて感じたNotionのいいところ

Web Clipperがある

Web Clipper の機能が提供されたのが大きくて、個人として使い始めたのはこれが理由でした。パブリックなページなら、中身のテキストも取ってきて編集できるのがいい感じです。

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調べ物してるときに、いくつかページをぐるぐるして「あーあのページに書いてあったこと試してみればよいのでは?」と閃いたあと、肝心のページになかなかたどり着けないみたいなことありませんか。自分はよくあります。とりあえずWeb Clipperで取得してコピーしておけば、あとはNotion上で完結できるので、重宝しています。

下書き・公開という概念がない

これはチームで使っていたときにはむしろよくない点でもあったのだけど、個人として使う分にはむしろしっくり来ました。基本的に「あー書いたのに消えてしまったーーー」ということが無いし、保存みたいな概念がなく勝手に保存されていくので普通にメモみたいな感じで使えています。

カンバン・カレンダーを一つのページに埋め込める

これもチームで開発する上ではやはり専門のツールが欲しいなと思ってしまったところだけど、個人でちょっとタスク管理したいくらいの用途だと組み込みのカンバンやカレンダーで十分高機能で、これも重宝しています。自分のダッシュボードみたいなものを作って、勉強しておきたいことなどをまとめておいたり、稼働のスケジュールを考えたりなどしています。

個人で使いはじめて感じたこと

調べたわけじゃないので完全に想像なんですけど、Notionって最初は個人向けに作られていたのではという気がするんですよね。そう考えるとチームで使ったときに自分が感じた使いにくさみたいなものの説明ができる気がする。まだチームで使うツールとして自分がNotionを選ぶかというと選ばないけど、個人で使うツールとしては結構手に馴染むので、どこかのタイミングで「チームのWikiとしてNotionいいぞ!!!」となるのかもしれない。

改めて ロードマップ を見ると、API や BetterSearch、TimlineView なんかも Coming Up とのことなので、この辺が来たらチームとしても使いやすいツールになりそうだなーと期待しています。